法律から理解するオンラインカジノの位置づけまとめ

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法律から理解するオンラインカジノの位置づけまとめ

オンラインカジノをこれから始めようと考えたときに、真っ先に思い浮かべることはこれって違法じゃないの？という考えではないでしょうか。

現在かなり多くのユーザーが存在するオンラインカジノですが、それでもギャンブルに関するニュースがにぎわっている日本では注意深くなります。

そこで、ギャンブルの法律の賭博法のポイントを整理しながらオンラインカジノの位置づけを確認していきます。

このページで紹介している内容について

賭博法の理解を深めつつ、オンラインカジノがどういった扱いになるのかを整理していきます。

日本ではギャンブルに関する法律の賭博法がある

オンラインカジノは賭博法に該当するのか

日本ではギャンブルに関する法律の賭博法がある

ギャンブルに関する法律

法律とオンラインカジノ
オンラインカジノをやることは違法？それとも合法？なのか。こういった議論はかなり昔からあります。日本ではギャンブル関連での法律がかなり厳しいことも原因かもしれません。

ただ、結論から言うと日本国内からオンラインカジノを通じて実際にお金を賭けることは、現在のところ法律上違法とは言い切れないがグレーなラインにあると言えます。

賭博法のポイント

賭博法の判断

まずご存じだと思いますが、オンラインカジノをちゃんと運営している会社というのはその国からライセンスを受けています。つまり法律的には問題ない運営という意味です。

とはいっても日本国内では賭博法という法律でギャンブルの規制が非常に厳しいため、海外のカジノが合法的に運営されているからという理由ですんなり参加していいものなのでしょうか。

つまり、問題は日本人が日本にいながらインターネットを通じて賭け事をすることが賭博罪にあたるのかどうかということです。今のところ、それに対する明確な回答がないのが現状で違法ではないが適法とも言えないという状況になっています。

これからインターネットカジノをプレイするにあたってはそういった法律に関する基本的な知識は持っておくべきだと思います。そこで、まずは日本の法律のポイントを理解していきましょう。日本には「賭博及び富くじに関する罪」という法律があります。

この法律を理解する上でのポイントは以下です。

必要的共犯のうち対向犯という種類の犯罪であること

これは簡単に言うと、賭博法が適応されるには「胴元（カジノ側）」「賭博をしたもの（プレイヤー）」の両方が存在しなければならないといった意味で理解しておけばいいでしょう。

また、法律の理解とは別になりますが、法律の適応範囲の視点から日本の法律が海外の国では合法とされている物事に対して対象とすることができるのかという視点もあります。

（賭博）
第百八十五条　賭博をしたものは、五十万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りではない。
（常習賭博及び賭博場開張等図利）
第百八十六条　常習として賭博をした者は、三年以下の懲役に処する。
2　賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、三月以下五年以上の懲役に処する。（富くじ発売等）
第百八十七条　富くじを発売した者は、二年以下の懲役又は百五万円以下のの罰金に処する。
2　富くじ発売の取次ぎをした者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
3　前二項に規定するもののほか、富くじを授受した者は、二十万円以下の罰金又は科料に処する。
引用：刑法

オンラインカジノは賭博法に該当するのか

賭博法に該当するのか

インターネットカジノが合法とする主張
インターネットカジノが合法とはいえないまでも違法ではないとする主張は以下のような理由から成り立っています。

日本では公営ギャンブル以外の賭博は法律で一切禁じられていますが、賭博法は「必要的共犯ないし、対向犯」としています。

これは一言でいうと「胴元」と「参加者」が双方存在してはじめて成立するという意味です。

オンラインカジノで言えば、「胴元：オンラインカジノの会社」と「参加者：ユーザー」がともに立件できなければ賭博法の適応はできません。

特に海外では政府の許可を運営しているオンラインカジノ会社に日本の法律を適応させることはかなり困難と言わざるを得ません。そのため、双方がセットという原則が崩れてしまうことが理由で違法と言い切れないのです。

オンラインカジノのイメージ

一方では、警察や一部弁護士が違法と主張していることも事実です。そのため、今後の動向は注意深く調べておくことも安心を確保するためには重要になってきます。

オンラインカジノと法律に関する参考ページ一覧

結論：オンライン賭博は違法である

賭博罪及び富くじ罪に関する質問主意書

衆議院議員階猛君提出賭博罪及び富くじ罪に関する質問に対する答弁書

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